みなさんこんにちは!四日市市の屋根・外壁リフォーム業者のアイケンです!
前回に引き続き、鈴鹿市にお住まいのK様邸倉庫修繕の現場レポートです。
今回は鉄骨塗装の様子をご紹介!
施工前:ところどころ茶色くサビた状態の鉄骨でした


施工前は、倉庫の中や母屋との間の通路にあるグリーンの鉄骨が、茶色くなってサビている状態でした。
ただサビは表面のみで、強度には問題ありませんでした。塗装するだけで大丈夫そうです!
鉄骨はなぜサビる?
鉄は水と酸素でサビる性質がある
鉄は空気中の酸素や雨水と反応して「酸化鉄(サビ)」になります。これは自然現象で、放っておけば必ず進行してしまいます。
塗装の劣化で鉄がむき出しになる
鉄骨は通常、塗装で守られていますが、年月が経つと塗膜が剥がれたりひび割れが生じ、そこから水が入り込んでサビが広がります。
屋外は雨や湿気の影響を受けやすい
屋外にある鉄骨は直接雨に当たらなくても湿気の影響で表面に水分が残りやすく、サビが発生しやすい環境です。
今後のサビを予防するためにも、塗料だけでなくサビ止めをしっかり塗っていきます!
1.ケレン作業でサビや汚れを落として下地づくり



以前もご紹介したケレン作業でサビや古い塗膜を落としました。
ケレン作業は表面の汚れを落とすだけでなく、細かなキズをわざとつけて塗料の密着性を高める効果もあるんです。
今回は鉄骨の範囲が広く、通常よりも時間をかけて作業しました…。ただ、この工程を丁寧にすることで美しい仕上がりとなるので、手を抜くことはありません。
職人達が黙々と作業し、無事に下準備が完了しました!
↓↓前回の折板屋根塗装でもケレン作業が登場しています

2.サビ止めをすみずみまで塗布(下塗り)


続いて、グレーのサビ止めを塗布します。細い部分はハケや小さなローラーを活用して、塗り残しがないように丁寧に作業しました。
少しでも塗り残しがあると、そこからサビが発生しやすくなり全体に広がる恐れがあるので完璧に塗らなければなりません。



倉庫内の天井、階段や屋外通路の柱など、全てのサビ止め塗布が完了しました。細いパーツもキレイな仕上がりです!
3.ライトグリーンの塗料を塗布(中塗り)


サビ止めが十分に乾いたら、ライトグリーンで仕上げ塗りをしていきます。施工前同様で、K様もお気に入りのお色だそうです^^
倉庫内が明るくなって良いですよね。サビ止めのグレーが隠れるように、こちらも隅々まで塗布しました。
塗料の乾燥時間はきっちり守ることが大切!
塗料は乾燥することでしっかり固まり、外壁や鉄部を守る「保護膜」になります。乾燥が不十分なまま次の塗装をすると、
・塗膜が柔らかくて弱くなり、はがれやすくなって耐久性が落ちてしまう
・ツヤが不均一になったり気泡が入るなど、美観を損ねる原因になる
といった問題が発生します。アイケンではきちんと決められた乾燥時間を守っていますのでご安心ください^^
4.色ムラがないように仕上げ(上塗り)



最後にもう一度同じ塗料で仕上げ塗りをしたら完了です。薄く均一に塗膜を重ねることで、美しく丈夫な仕上がりとなります!
乾きかけた部分に後から塗り足すと「段差」や「色ムラ」が出てしまいます。広範囲を塗るときは端から端まで一気に仕上げ、塗り継ぎ部分を目立たなくすることが大事です。
サビが見えなくなり、鮮やかなライトグリーンが映える倉庫内部に

施工前の茶色いサビがなくなり、ライトグリーンの鮮やかさが復活しました!
K様もキレイになった鉄骨部分を見て「まだまだ長く使えそうで嬉しいです、作業場がキレイになるとやる気がアップしますね〜」と喜んでいただけました。こうしたお客様の一言が、私たちのやる気アップにつながっています!
建物の寿命を延ばして、地域のみなさまのお役に立ちたい!アイケンの想い
次回は倉庫入口のシャッター塗装の様子をお届けします!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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