みなさんこんにちは!四日市市の屋根・外壁リフォーム業者のアイケンです!
今回からは、鈴鹿市にお住まいのK様邸倉庫修繕の現場レポートです。
施工前:屋根や鉄部の色あせやサビが目立っていました

屋根や鉄骨、シャッターが劣化して色あせとサビが発生しており、屋根葺き替えや塗装でリフォームしていきます!
今回はひさしの葺き替え工事の様子をご紹介!
古くなったひさしの屋根材をはがして下地と防水シートも新しく


まずはひさしの屋根材をはがしていきます。ハンマーで釘やビスを叩いて浮かせ、バールで引き抜いていきます。
屋根材をめくると、そこには劣化してボロボロになった防水シートと下地がありました。
防水シートや下地が劣化する原因
- 紫外線によるダメージ:太陽光の紫外線で材料が劣化し、ひび割れや硬化が進む。
- 雨や雪の影響:水分や湿気が繰り返し浸入すると、防水性や構造材の耐久性が低下。
- 温度変化(熱膨張・収縮):昼夜や季節の温度差で材料が伸び縮みし、亀裂や剥がれの原因に。
- 経年劣化:使用年数が経つにつれて材料自体の強度が自然に低下。
- 施工や材料の品質:不適切な施工や低品質の材料だと劣化が早く進む。
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①新しい下地としてコンパネを設置

コンパネとは?
薄い木材の板を何層も重ねて接着した丈夫な板材です。強度と安定性が高く、屋根や床、壁の下地として広く使われています。軽くて加工しやすく、リフォームや新築工事でも欠かせない材料です。
コンパネは丈夫で安定した素材なので、その上に新しい金属屋根を施工することで、屋根全体の強度と防水性が格段にアップします。
今回のように下地からきちんとやり直すことで、長く安心して使える屋根になります。屋根の劣化は見た目ではわかりにくいですが、点検して必要に応じて下地まで交換することが、住まいを長持ちさせるポイントです。
②防水シートを新設

つづいて防水シートをコンパネの上に設置しました。
屋根で雨水をガードしているかと思いきや、実は大事なのはこの防水シートなのです。仮に屋根材に隙間やヒビ、穴があったとしても、防水シートに問題がなければ雨漏りにはなりません。
当社では主にアスファルトルーフィングを使用しています。
③ガルバリウム屋根材を敷き詰める

画像の右側にある焦茶の部分は、唐草(からくさ)という屋根の端部に取り付ける板金部材で下記の役割があります。
- 屋根の端(軒先や妻側)を保護する
- 雨水の浸入を防ぐ

最後に、ガルバリウム屋根材を設置してビスで固定したら完了です。
外壁と屋根の境目には雨仕舞いという水切り板金を設置しています。
細かな板金部分も、一枚一枚職人が現場でピッタリサイズに作成しています。
キレイに仕上がりました!
ガルバリウム屋根材のメリット5つ!
- サビに強い:アルミニウムと亜鉛の合金でコーティングされており、長期間サビに強い。
- 軽量で耐震性アップ:瓦より軽く、建物への負担が少ないため地震対策にも有利。
- 耐久性が高い:強風や雨、雪などの厳しい気候にも耐える。
- メンテナンス費用の削減:長持ちするので修繕回数が激減、長い目で見ると修繕費用も削減できる。
30〜40年持つガルバリウム鋼板に葺き替え、長期間安心の屋根に!

施行前のひさしはサビと色あせで少し頼りない感じでしたが、ガルバリウムに葺き替えることで丈夫&スタイリッシュなひさしになりました。
下地と防水シートも交換したので、長持ちすること間違いなしです!K様にも「丈夫な素材を提案してもらえて、安心です。」と喜んでいただけました。
屋根葺き替え?屋根カバー?うちの屋根にはどちらが向いてる?詳しくご紹介!
次回は折板屋根塗装の様子をお届けします!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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