【その18】ベランダの防水工事はどんな手順?
雨や風、紫外線にさらされるバルコニーやベランダは劣化が著しく、屋根や外壁よりもメンテナンスが必要と言われています。
特に雨が多い日本の気候下では、防水は建物にとって非常に重要なポイントの一つでもあります。
ベランダの「たかがひび割れ」と思っている場所が、実は雨漏りの危険性があること、ご存じでしたか。
そこで今回は、そんなベランダを守る防水塗装のメリット、その手順についてご紹介します!
□防水塗装のメリット
*ヒビ割れに強い
防水塗料は塗料の中でも伸縮性に優れています。
一般的な塗料は外壁材が割れるとヒビ割れし、雨漏りにつながります。
しかし、防水塗料は外壁材が割れてヒビ割れしたとしても雨水を住宅内部に侵入させません。
*安価でできる防水塗装がある
近年では、液状のウレタンを塗膜することで防水層を作り出す方法があります。
そのため、手軽に防水塗装がやりやすくなってきています。
□ウレタン防水
現在、国内の防水工事において最も多く採用されているのが、ウレタン防水です。
ウレタン防水は、安価で耐久性も高く、どのような形状の下地でも使用できるメリットがあります。
□ウレタン防水の工事手順
まず、高圧洗浄で汚れを取り除き、ひび割れを補修します。
その後下地を塗って通気シートを貼り、コテやローラーでウレタン防水を2、3回ほど厚みが出るまで塗ります。
最後にウレタン防水を紫外線から保護するためにトップコートを塗り、完成です。
□業者選びは慎重に
メリットの多さからウレタン防水は人気が高いため、悪徳業者も多いのが現状です。
本来は2、3回塗らなければいけないところを1回だけでトップコートを塗ってごまかすなど、専門知識を持っていなかったたり、単に塗ればいいだけと勘違いしている業者もいます。
そのため、業者選びは慎重にする必要があります。
良い業者を選ぶために必要なのは、複数の業者に見積もり依頼をして比較検討することです。
業者によってサービスや金額は異なるので、適切な工事をしてくれ、あいまいなことがなく信頼できる業者を見極めることが大切です。
□まとめ
今回は、防水塗装について、そのメリットと手順をお伝えしました。
ベランダやバルコニーは紫外線や雨風に毎日さらされる場所です。
そのため、定期的にメンテナンスをして、長く良い状態で保つことが大切ですね。
当社、有限会社アイケンは、リフォームの中でも防水工事は優れた実績を誇っています。
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