【その17】ベランダの防水工事を行う目安は?
名古屋市で防水工事などをお考えの方はいませんか?
コンクリートやモルタルなど、ひび割れが起こりやすい素材には、外壁塗装によって防水工事を行っておくことが必要といえます。
しかし、防水工事の工法にはどのようなものがあるか分からないという方も多いかと思います。
今回は、そんな方にむけて、外壁塗装で防水工事をするときの工法をお伝えしていきたいと思います。
□防水工事の重要性
住宅にとって外壁塗装で防水工事をしておくことは非常に重要です。
もし外壁にひび割れなどが発生し、水が侵食してしまうと、住宅の腐食が急激に進行してしまいます。
そうならないためにも、ひび割れを起こす前に防水工事に取り組みましょう。
また、すでにひび割れが発生している場合は、すぐに防水工事を行ってください。
□防水工事の方法
今回は外壁塗装によって行う防水工事についてご紹介していきたいと思います。
外壁塗装によって防水工事を行う際に必要となるのは、防水塗料です。
*防水塗料とは
防水塗料は、厳格に定義されているわけではありませんが、弾性が高い(伸びがある)塗料が当てはまるとされています。
まずは防水塗料を用意しましょう。
おすすめは以下の2種類です。
*DNAシリコンセラ
日本ペイント株式会社から販売されている防水向きの塗料となります。
シリコン製で耐用年数が長く、10~20年程度持ちます。
*EC-5000PCM
株式会社アステックペイントジャパンから販売されている塗料です。
素材はアクリル樹脂製ですが、伸び率は600%あり、耐用年数も15年以上と長く使用できます。
防水塗料が用意できたら塗装の作業に入ります。
防水工事の壁面塗装にはいくつかの工法があります。
□複層弾性工法
この工法は、下塗りをはじめに行ってから高弾性中塗りを2回、そして上塗りを2回行って計5回の塗装を行います。
この工法の最大のメリットは、耐久性が強化される点にあります。
5回の重ね塗りを行うことで、防水性や弾力性などの効果が8~10年ほど持続するようになります。
□単弾性工法
下塗りをはじめに行い、上塗りを2回の合計3回塗装を行います。
ひびの発生などを抑える効果はもちろん期待できますが、どうしても複層弾性工法よりは効果は薄くなってしまいます。
□微弾性工法
微弾性フィラーの下塗りを最初に行った後に上塗りを2回行い、合計3回の塗装を行います。
微弾性フィラ―は厚みのあるものなので、小さなヒビなども簡単に埋め合わせることが可能です。
ただどうしても複層弾性工法と比べてしまうと防水性、弾力性は劣ります。
□まとめ
外壁塗装による防水工事の工法には、複層弾性工法、単弾性工法、微弾性工法の3種類があります。
複層弾性工法は値段が高いですが、性能も一番高くなります。
是非防水工事をご検討される際に参考にしてみてはいかがでしょうか。